神戸市電子図書館の概要について

神戸市電子図書館の概要について

神戸在住、在学、在勤のみなさん! 神戸市電子図書館をご存じでしょうか?

 

神戸電子図書館バナー

 

神戸市電子図書館は、紙の本ではなく電子媒体の本を扱っている神戸市立の図書館です。

神戸市による電子図書館サービスは、2018年6月にRakuten OverDriveの連携協力によりサービスが開始され、2020年12月31日に試験運用が終了。

その後、2021年1月5日より株式会社図書館流通センターのサービスで本格的な運用が始まりました。

 

電子図書館の魅力は、インターネットが利用できる環境(スマホ、タブレット、パソコンなど)さえ整っていれば、「24時間」いつでもどこでも」好きなときに」本を借りたり返したりできること。

もちろん神戸市が運用しているので料金は無料です。

 

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神戸電子図書館の特徴

KOBE電子図書館の特徴

 

このサービスの特徴

  1. 24時間いつでも電子書籍を借りられる
  2. インターネットができる環境さえあれば、いつでもどこでも利用できる
  3. 貸出期限が終了すれば自動的に返却される
  4. 読みたい本が貸出中のときは、いつでもすぐに予約ができる
  5. 手持ちのスマホ・タブレット・パソコンで利用できる
  6. 専用アプリのインストールも不要
  7. 書籍のダウンロードも不要
  8. 日本語読み上げコンテンツがある
  9. 視覚障害者向け利用支援サイトも併設

 

必要なものは3つ!

  • インターネット環境
  • デバイス(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)
  • 神戸市立図書館カード

この3つさえ揃えれば、いつでも始めることができます。

 

 

神戸市電子図書館がスタートした目的とは

「KOBE電子図書館」が始まった目的は

2020年度の新学習指導要領の実施に先行して、2018年度から移行措置期間として新しい英語の授業がスタートしました。

現在5・6年生では必修となっている「外国語活動」が前倒しされ、3・4年生の必修となります。5・6年生では「英語」が科目として追加され、成績として評価されるようになります。

ただし、すべての学校で同一の内容が行われるのではなく、自治体や学校によって取り組み方は異なります。

神戸市では、2011年度より小学校5・6年生に年間35時間の「外国語活動」が導入されており、3・4年生についても総合的な学習の時間として年間10時間程度の英語活動を独自に行っています。

このように、小学校での英語教育が本格化するにあたって、家庭でも英語に親しむ機会を持てるようにすることと、図書館を利用する方のさらなる利便性を向上する目的で導入されることになりました。

 

 

どんな電子書籍があるの?

神戸電子図書館

サービス開始時には約2,500冊を揃え、順次増えていく予定です。

(内訳)

小説・エッセイ:400冊

料理本・健康関連等の実用書:1,000冊

絵本・子供向け読みもの 600冊

青空文庫(著作権切れ書籍):500冊

 

2021年3月末には、約3,500冊になる予定。

 

 

利用してわかったこと

青空文庫について

  • いつでも借りることができる(予約する必要がない)
  • 借りている資料の冊数に含まれない

青空文庫以外

  • 人気のある本はなかなか借りられない

その他

  • いつでも「貸出」「返却」ができるので、めっちゃ楽ちん

 

 

(参考)図書館流通センターのサービスが導入されている図書館

OverDriveが導入されている図書館

 

株式会社図書館流通センターの電子図書館サービスが導入されている自治体は2021年1月現在、123自治体です。(外部リンク:図書館流通センター導入事例)