試行的に実施されていた神戸電子図書館サービスが2020年12月31日で終了し、新たな事業者(株式会社図書館流通センター)による電子図書サービスが2021年1月5日よりスタートしました。
新たな事業者のサービスに変わったということで、サイトの見ためや使い方も変更になっています。
また、書籍の冊数も約3,000冊からのスタートとなっています。2021年3月末には約3,500冊になる予定で順次増えていくそうです。
以前のサービスとの違いは?
試行時のサービスはRakuten OverDriveで、本格実施時のサービスは株式会社図書館流通センターが行っています。
図書館カードがあればログインできる
電子図書館用のログインIDやパスワードが必要ではなく、神戸市立図書館のカードさえ持っていれば、ログインすることができます。新たな手続きは不要です。
貸出と予約冊数の変更
貸出と予約の冊数が変更になりました。
・貸出:3点から2点へ
・予約:3点から1点へ
メール通知機能なし
試行時には、予約していた書籍が借りられるようになったときに、メールで通知される機能がありました。
本格実施後は、この機能がなくなってしまったので、ログインして確認するという方法しかありません。
取り置き期間の変更
予約した本が借りれるようになったときの取り置き期間が変更になりました。
・試行時:3日
・本格実施:7日
貸出の延長ができる
借りている本に予約が入っていなければ、1回のみ14日間、延長することができるようになりました。
日本語読み上げ機能
令和元年6月に施行された「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律(読書バリアフリー法)」の趣旨を踏まえ、文字の拡大や色の反転などができるものや、日本語の読み上げ機能がある書籍など約1,500冊が用意されています。
また、視覚に障害のある方向けの電子図書館利用サイトも用意され、スクリーンリーダーの音声ガイドによってキーボード操作ができ、視覚に障害がある方でも、自分で読みたい本を探すことができるようになっています。