12月某日、明石海峡大橋と瀬戸内海を一望できる「シーサイドホテル舞子ビラ」でランチをいただいてきました。
ホテルのランチって、いいお値段で贅沢ですよね。
だから、頻繁に行くことはありませんが、夫の職場の福利厚生(えらべる倶楽部)で5,000~6,000円程度の補助が出る(年に1回)ので、こちらを利用してランチをしています。
今回は「中華を食べるぞ!」と気合を入れていたものの、中華のレストラン「中国料理 壺中天」は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため土・日・祝のみの営業に変更。
平日に行ったので残念ながら利用できませんでした(事前調べ不足)。
舞子ビラには中国料理「壺中天」以外に、テラスレストラン「サントロペ」、日本料理「有栖川」があります。それなら普段あまり食することがない「会席料理を食べよう!」ということで、有栖川を利用することになりました。
日本料理・寿司 有栖川
厳選された旬の食材を使った懐石料理や握りたてのお寿司を味わえるお店です。
こちらの店内で食事ができるのかと期待をしていたのですが、やはり新型コロナウィルスの影響で密を回避するため、開放的な「サントロペ」での食事となりました。
期間限定 冬晴懐石(ランチ限定)
今回いただいたのは、11月1日~12月30日までの期間限定、ランチ限定で提供されている「冬晴懐石(3,566円・税込・サービス料込)」です。
前菜:有栖川謹製 季節の五種盛り
- 白和え
- 山菜のお浸し
- さつまいも
- 菊花大根
- 栗の渋皮豆腐
どれも濃すぎず、薄すぎず、ちょうどよい上品な味でした。
栗の渋皮って聞いたときは「もしかして苦い?」って思ったけど、まったく苦みもなく、栗の甘味が口の中に広がりました。
椀盛り:清汁仕立 季節の椀盛り
- 鮭
- 豆腐
- とろろこんぶ
鮭を焼くことで臭みもなく風味豊かで、苦手だったとろろ昆布のイメージを一新してくれた清汁でした。
会席の清汁って少なめなんですよね。
心の声は「ガブ飲みしたい・・・」「ごはん入れて食べたい・・・」
造り:本日の二種盛り あしらい
見てのとおり、マグロとタコです。
マグロは水っぽくなく、タコはプリっプリで硬くなく最高!
わさびの付けすぎに注意・・・
合肴: 鴨饅頭 銀餡
合肴(あいざかな)とは、焼き物や煮物などの間に出される蒸し物や揚げ物などの献立のことです。
饅頭(蒸し物)の中に鴨のすり身が入っていました(写真がなくてすみません)。
もみじの形をした人参とブロッコリーの緑色のコントラストが美しいですよね。
素材ひとつひとつまで、だしがしみ込んでいるので、口の中でだしが広がります。
留肴:季節の天婦羅 季節野菜 赤穂塩 檸檬
- キス
- かぼちゃ
- しいたけ
- ししとう
- レモン
- 赤穂塩
サクサク、あつあつの天ぷらが出てきました。
天つゆではなく「赤穂塩」を付けて召し上がります。
会席料理てボリュームたっぷりってわけではないけど、ゆっくりとしたペースで運ばれてくるのでこの時点で満腹に近い。
食事:季節の御飯 香の物 味噌汁
季節の御飯は「くり御飯」です。
まるまるとした大きな栗が惜しげもなく入っていました。甘すぎ絶妙な塩加減!ナイスです。
水物:季節のデザート
チョコクリームがサンドされたマカロンとオレンジ、煎茶です。
和菓子が出てくるのかな?って期待をしていのですが、なんと「マカロン」です。
あいだに挟まれたクリームが茶色だったので「これはもしや、あんこ?」と思いながら一口食べてみるとチョコでした。味は申し分ありません。
ただ、日本料理の会席なので「和菓子の方が統一感があっていいのになぁ」って感じました。
シーサイドホテル舞子ビラ
神戸の西に位置する垂水区にあり、目の前には明石海峡と明石海峡大橋、淡路島を眺めることができるリゾートホテルです。
神戸観光だけでなく、淡路島で鳴門海峡のうずしお観光や世界遺産の姫路城などへのアクセスにも便利です。
新型コロナウィルスが落ち着いたら、みなさん遊びに来てくださいね。