最終更新日:2018.05.28
WordPressの無料テーマ『LION MEDIA(ライオンメディア)』について解説しているページです。
今回のテーマは、カスタマイズ【アクセス解析設定】の使い方です。
ここでは、「Google Analytics(グーグル アナリティクス)」と「Google Search Console(グーグル サーチ コンソール)」の設定ができます。
初心者のために簡単に説明しますと、どちらもGoogleが提供しているサービスです。事前にアカウントの登録が必要です。
「Analytics(アナリティクス)」は、サイトに訪れたユーザー数がいくらなのか、どのくらいの時間滞在したのか、何時に見たのか、どのページを見たのかなどのデータを収集し、分析してくれるサービスです。
「Search Console(サーチコンソール)」は、Googleの検索結果でのサイトパフォーマンスを監視管理できるサービスです。自分のサイトがどのような検索結果に表示されているのか、どのサイトが自分のウェブサイトにリンクを貼っているのか、Googleのクローラーが自分のサイトを訪れたときに、エラーとなりインデックスできなかったページの情報などを知ることができるサービスです。
アクセス解析とは
アクセス解析について簡単に説明すると、Webサイトを訪れた人がどこからやってきたのか、どのページを閲覧したのか、どのぐらい滞在したのかなど、様々なデータを集め、解析することです。
たとえば、「サイト訪問者がどこから来たのか」について言えば、検索エンジンからキーワードを入力した結果から訪問したのか、他のWebサイトに貼られていたリンクをたどってやってきたのか、ブックマークから訪問したのかなどの情報を知ることができます。
アクセス解析をすることで、自分のWebサイトの現状を把握することができ、解析結果を元に、訪問者が求めている情報に対してフィードバック(例:新たな記事を投稿する)することで、アクセス数を増やすことができたりもします。
情報を発信してアクセス数を伸ばしていくためには、独りよがりの自己満足のページではなく、やっぱりそれなりの工夫や努力が必要なんだと思います。
Google AnalyticsのトラッキングIDの設定
設定方法は、トラッキングIDを調べて入力するだけの簡単なものです。
入力するには、Googleアナリティクスに登録していることが前提となります。
登録方法については、現在製作中です。(すいません)
GoogleアナリティクスのトラッキングIDとは
アクセス解析を行うには、Googleのサーバーにデータを送信しないことには何も始まりません。このデータを送信するプログラムが「トラッキングコード」といわれるものです。
トラッキングコード
「トラッキングコード」の中にあるUA-12345678-9 というところがトラッキングIDです。トラッキングコードは、アナリティクスの管理画面でプロパティを作成すると発行されます。プロパティを追加するたびに、新しいトラッキングIDが付与されます。
そのため、サイト別にアクセス解析を行うことが可能です。
「Googleアナリティクス」にログインします。下の画像をクリックするとアナリティクスのページに飛べます。
画面左下の方にある「管理」をクリックすると管理画面が開きます。
管理画面
プロパティの真ん中あたりの「.js トラッキング情報」をクリックすると、トラッキングIDが表示されます。
また、「プロパティ設定」をクリックしても確認することができます。
AMP用のGoogle AnalyticsのトラッキングID
AMPとは、「Accelerated Mobile Pages」の略で、そのまま日本語に訳すと「加速されたモバイルページ」という意味になります。実際には、モバイル端末でWebページを高速表示するためにGoogleとTwitterで共同開発されているフレームワーク(AMP HTML)のことを指します。
AMPの概要については、AMP設定で少しだけ解説しているのでそちらをご覧ください。
『LION MEDIA』カスタマイズ【AMP設定】の使い方 -AMP概要ー
AMP用のトラッキングIDは、先ほど使用した同じIDでも構いませんが、別々に設定することが推奨されています。
AMP用のトラッキングIDを用意するには
AMP用のトラッキングIDを用意するには、アナリティクスの管理画面でプロパティを追加する必要があります。
先ほどと同じように、ログイン後、画面左下の方にある「管理」をクリックし管理画面を開きます。
次に+プロパティを作成をクリックします。
クリックすると、新しいプロパティを入力する画面が開きます。
トラッキングの対象を選ぶ。「ウェブサイト」「モバイルアプリ」の2種類があります。
サイトのアクセス解析を行いたいのであれば「ウェブサイト」を選択します。通常はこちら。
「モバイルアプリ」は、アプリ開発者がアプリ内にトラッキングIDを埋め込み、データを解析する場合に使用します。
プロパティの設定
ウェブサイトの名前
なんでもOKです。私は、わかりやすいように「MammaRidea AMP用」とつけています。
ウェブサイトのURL
サイトのURLを入力します。「https://」「https://」の選択を忘れないようにしましょう。
業種
個人のサイトであれば「その他」でいいと思います。
レポートのタイムゾーン
アメリカ合衆国になっているので、「日本」に変更しましょう。
以上の入力が終われば、青色のトラッキングIDを取得ボタンをクリックしましょう。これでプロパティの追加ができました。
管理画面に戻り、プロパティを選択します。
「プロパティ + プロパティを作成」の下に先ほど追加したプロパティ名(AMP用)が表示されていれば選択する必要はありません。
表示されていない場合は、プロパティ名の横の▼をクリックし、AMP用を選びましょう。
トラッキングIDを調べる
あとは、トラッキングIDを調べるだけです。調べ方は先ほどと同じです。
Google Search Consoleの認証ID
Googleサーチコンソールの認証IDの設定は、トラッキングIDと同じく、調べて入力するだけです。入力する部分は、<meta(メタ)>タグのcontent=”〇〇〇〇〇〇〇〇〇” の〇の部分に書かれている記号・英数字を入力します。
Search Consoleの認証IDの調べ方
「Google Search Console」にログインします。
ホーム画面が開いたら、登録されているウェブサイトの一覧が表示されるので、認証IDを調べたいサイトをクリックします。
ダッシュボ―ドが開くので、右上歯車横の▼をクリックし、確認の詳細を選択します。
・メタタグ横の「詳細」をクリックすると、メタタグが表示されます。
<meta name=”google-site-verification” content=”********** “>
content以降の” *********”が認証IDになります。
まとめ
私の場合、アナリティクスやサーチコンソールに登録したものの、ほとんど使いこなせていないのが現状です。
時々のぞいては、どんな分析されてるのかなぁって眺めているだけです。