最近、テレビなどでも『ラン活』という言葉をよく耳にするようになりました。『ラン活』というのは、ランドセルを購入するために行う活動のことを略しています。ママたちの間では定番の言葉らしいのですが、どんな活動をすればいいのか、よくわからない。
我が家にも、4月から年長クラスになる5歳の息子がおり、そろそろ『ラン活』について考えないといけない時期がやってきました。そこで、『ラン活』とは、どんなことをすればいいのか調べてみました。
ラン活とは?
『ラン活』とは、小学校への入学を控えたママなどがランドセルを購入するために、販売店やネットから情報を得たり、イベントや展示会などへ行き、実物を確認したりする活動のことをさしています。
ランドセルの売れ筋は、約5万円前後だそうで、決して安くない買い物です。それに、子どもが6年間も使うものなので、やはり失敗はしたくないですよね。丈夫で安全であるのはもちろんのこと、子ども自身が使いやすいものを選んであげたいものです。
少し調べただけでも、たくさんのランドセルメーカーがありました。また、各メーカーにおいても、様々バリエーションが用意されているので、ある程度の選ぶ基準を決めておかないと選べないなぁというのが実感です。
年々、購入時期も早まっているそうで、人気ブランドのランドセルは、来年4月入学分が、前年の4、5月で完売のものが出てきたりするのだとか・・・(早すぎるんじゃないか!!)。一般的には、夏ごろに購入される方が多いそうです。
具体的にはどんな活動をするのか
『ラン活』とは、具体的にはどんな活動をするのでしょうか?
- 情報を収集する
- 実物をチェックする
- 購入するランドセルを決める
この3つの活動です。
情報を収集をする
その1.ランドセルの情報を集めましょう
ランドセルを販売しているメーカーは、大手の「イオン」や「ニトリ」から工房系まであります。デザインやカラーバリエーションも豊富なので、どのような商品のラインナップがあるのか、価格などを調べてみましょう。
ランドセルの情報収集
・ランドセルメーカーのカタログを請求する
・ホームページで情報を収集する
・ランドセルメーカーのTwitterやインスタグラム、メルマガなどに登録する
カタログは、手元にあるといつでも見れるので便利です。それに、複数のカタログを並べて比較することも簡単ですよね。メーカーによっては、ランドセルに使われている「革見本」も一緒に送ってくれます。
また、メーカーのSNSやメルマガに登録しておけば、ランドセルの発売日やイベント、展示会などの情報をいち早くキャッチすることができます。
情報収集を開始する時期ですが、年中さんから始めっているんだとか。2021年度入学のカタログ請求が、なんと、2019年10月からスタートしているメーカーがありました。
展示会などは、先行で2~3月から行われているところもありますが、主に4月以降から全国各地で開催される予定になっています。
合同展示会のサイトを見つけましたので参考にしてみてください。日程などは、3月1日に発表されます。
その2.子どもに関する情報を集めましょう
実際に、6年間使うのは子どもです。最後まで愛着を持って使って欲しいので、子どもの意見を取り入れつつ一緒に選んでいきたいです。
子どもに関する情報収集
・小学校までの通学時間
・自宅周辺の小学生をチェック
・子どもの意見を聞く(デザイン、カラーなど)
小学校までの通学時間が15分以上になると、肩や背中にかなりの負担がかかるそうです。教科書やノート、ドリル以外にも水筒や学校で借りた本など、様々なものを持っていきます。
ランドセルメーカー「セイバン」が、背負っている重さを調査した結果、1年生で平均3.6kg、6年生で平均5.5kgだったそうです。体の小さい1年生が、2ℓのペットボトル約2本分を背負わないといけないなんて、キツイ! そんな負担を軽減できる機能があるランドセルを選んであげることも必要ですね。
女の子にも男の子にも選ばれてNO1。セイバン天使のはねランドセル公式ブランドサイトです。豊富なカラーやデザインで子どもた…
自宅周辺の小学生たちをチェックすると、人気デザインやカラーがわかるので、ランドセルを選ぶ際の参考になります。
実物をチェックする
ランドセルの情報を集めながら、実物がチェックできる店頭やイベント、展示会などに、積極的に参加しましょう。
ランドセルの質感や色味の違い、開閉のしやすさ、背負ったときの感覚など、実際に触ってみないとわからないこともあります。不安に思っていることも、気軽に質問することができるので行って損はないと思います。
イベントや展示会などの情報は、カタログと同封されていたり、SNSやメルマガなどでも発信されています。参加するには、予約が必要な場合もあるので確認をしておきましょう。
我が家も早々にランドセルの選び方教室に参加してきました。パパやママたちが説明を聞いている時間は、お店の方が別の部屋に子どもを集め、もの作りや塗り絵などをして遊ばせてくださいました。おかげで、ゆっくりと集中して聞くことができました。(後日、レビュー予定です)
店頭には、もちろんランドセルが展示されています。実際に、背負うことも可能。ランドセルを背負う5歳児、めっちゃカワイイ!(親バカだ)
ランドセルを購入する
欲しいランドセルが決まったら、いよいよ購入です。購入方法は、店頭やオンラインショップから。
人気モデルは早期完売になることもあるので、気に入ったランドセルはこまめにチェックしておく必要があります。工房系などの場合、受注生産できる数が限られていることもあり、早々に販売を終了することもあるそうです(2020年入学向けのランドセルが、2019年6月で完売した工房系メーカーあり)。
一般的には、7月~8月頃に購入される方が多いそうです。「コレだっ!」と決めたら、早めに購入する方がいいみたいですね。でも、焦りは禁物! じっくり吟味してから購入しましょうね。
まとめ
ネットで検索すると、一度にたくさんの情報が手に入るので便利なんですが、「多すぎてしんどい・・・」と感じる今日このごろ。
「人気モデルは早期に完売!」という言葉なんかもネットでは飛び交っていますが、それはほんの一部であり、一般的なモデルであれば、普通に購入することができるので焦る必要はないと思います。
しっかりと商品を吟味し、子どもにフィットするランドセルを選んであげようと思います。