吉野山の桜を日帰りで見てきました。神戸から車で約2時間です。

日差しもあたたかくなり、心ウキウキな春になってきました。家の近くでも、桜が満開です。

我が家では、毎年、奈良県にある「ひと目千本」と言われる吉野山に桜を見に行っていたのですが、子供が生まれてからは少しばかり足が遠のいていました。

中千本から上千本の途中で撮影

しかし、子供も4歳になり、自分の足でしっかりと歩けるようになっているので、「久々に行ってみよう!」ということで4月6日(土)に奈良県の吉野山へ行ってきました!!

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神戸から吉野山までは、車で約2時間

神戸から吉野山までは、車で約2時間の道のりです。

阪神高速3号神戸線 → 大阪市内 → 16号大阪港線 → 13号東大阪線 → 1号環状線 → 14号松原線 → 松原JCTから阪和自動車道へ → 美原JCTで南阪奈道(羽曳野・橿原方面)へ → 橿原市内から国道168号線で南下していくルートです。

しかし、このルートは恐ろしいことに、サービスエリアパーキングエリアほとんどない! 子供がいる場合、かなりヤバイです。

垂水方面から出発だと、「名谷PA」「京橋PA」があります。しかし、出発して間がないので立ち寄る必要なし。その後は「尼崎PA」(「尼崎ミニ」って名前がついていました。2019年3月19日にリニューアルされたようです)があるけど、まだ少し早い。そこを逃すともうない・・・。ということで、途中、新しくできた「道の駅かつらぎ」へ寄ることにしました。

尼崎PA
神戸から約40分、通天閣の横を通過。

道の駅かつらぎ

道の駅かつらぎは、南阪奈道・葛城(かつらぎ)ICで降りてすぐのところにあります。神戸からは約1時間で到着するので、ほどよい頃合いです。

道の駅かつらぎ 農産物直売所の建物

朝7時頃に出発して、8時過ぎに到着。農産物直売所は8時30分から営業なので、駐車場がガラーンとしておりました。こちらにもトイレはあるのですが、8時30分以降しか使用できません。

この建物の手前に、もうひとつ建物があります。こちらは24時間利用することができ、トイレ、休憩室、授乳室がありました。

24時間利用可能。トイレや休憩室のある建物。

吉野山へ向かう

この後、高速に乗って橿原(かしはら)市内へ向かった方が早いんですが、下道の景色を楽しみながら行くことにしました。ここから吉野山(第1郊外駐車場)までは約1時間です。

道沿いには、こんな風景が広がっています。

 

牛さんのオブジェも・・・

牛のオブジェ

 

のどかな風景を楽しみながら、約1時間で第1駐車場へ到着しました。

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吉野山周辺の駐車場

吉野山へマイカーで行った場合、車を停める場所が問題となります。土日(4/6、7、13、14)は、非常に観光客も多いため、マイカー規制も行われています。路上駐車なんて100%無理です!(駐車違反になります)

駐車場を探すだけでも大変なので、最初から郊外の駐車場へ停め、シャトルバスに乗り換えるほうが無難です。

駐車場代は、運営協力金として1,500円/日(車)、500円/日(自動二輪)が必要です。この金額は、吉野山周辺のどの駐車場に停めても一律になっています。

 

郊外の駐車場に停めるとお得!

4/6(土)、7(日)、13(土)、14(日)に行くなら、郊外駐車場に停めるとお得! パークアンドバスライドをやっています。

駐車場の営業時間: 7:00 ~ 18:00 (入場は15:00まで)
シャトルバス運行時間: 駐車場発 8:00 ~ 吉野山発 17:30まで

 

吉野山への入り口「近鉄 吉野駅」。ここからロープウェイや路線バスが出ています。郊外駐車場は3ヶ所あるんですが、「第1駐車場」から吉野駅まで徒歩30分、「第2駐車場」からは徒歩35分、「A駐車場」からは徒歩50分と距離があります。

第1駐車場シャトルバスの案内

そのため、シャトルバス(送迎バス)が用意されています。もちろん往復無料!です。駐車場代にバス代が含まれています。これは、郊外駐車場に停めた方のみの特典です。シャトルバスに乗れば、「中千本」まで約20分で行くことができます。(第2駐車場へ停めた方は、第1駐車場へ徒歩で移動しないといけないようです。)

郊外駐車場以外に停めた方は、徒歩で「下千本」や「中千本」に向かうか、路線バスやロープウェイを利用することになります。これらを利用する場合、駐車場代とは別に費用がかかってきます(一人につき、バス代片道200円(大人)、ロープウェイだと片道450円(大人))。

 

大人2人、子供2人で往復バスを利用した場合、

  • 駐車場代 1500円
  • 大人 バス代往復 400円×2=800円
  • 子供 バス代往復 200円×2=400円

合計2,700円です。おじいちゃん、おばあちゃんも一緒ならさらに増えますよね。

 

早めに行けば、バスは空いている!

私たちは、9時半ごろに第1駐車場に到着しました。駐車場もかなり空いていました。

第1駐車場 バスがずらりと並んでいる

駐車場には、奈良交通のバスがずらりと並んでいて、行き先案内板には「貸切」と表示がありました。満員になれば随時出発のようでした。朝早いこともあり、乗車したバスには私たちを含め10名しか乗っていませんでした。空いていたおかげで、気兼ねせず、のんびりと外の風景も楽しむことができました。

13時半頃の第1駐車場

シャトルバスに乗って第1駐車場へ向かっていると、吉野山へ向かうバスとすれ違うんですが、立って乗車している人もいるぐらい満員でした。

13時半頃の第1駐車場

駐車場へは、13時半頃到着したのですが、かなりの人が並んでいまいた。このバスも満員です。

吉野山 中千本

第1駐車場からシャトルバスに乗って中千本へ。バス停で降りると、満開のしだれ桜が出迎えてくれました。

バスを降りて山側を向くと、左側にトイレ、右側に桜本坊の門があります。

桜本坊の門
9:50頃、トイレ付近

トイレ横の急な階段は、奥千本行きバス停への近道になります。10時前だったので、比較的トイレは空いていました。お昼時になると、長蛇の列です。

 

中千本の桜は、満開の木もあれば、まだまだツボミの木もありました。

吉野山 上千本へ

中千本から上千本に向かって歩きました。結構な急坂なので、日頃から運動不足なので足腰がやられました。やはり、上に向かうほどツボミが多めでした。満開にはちょっと早かったようです。

しだれ桜のつぼみ

途中には、休憩所も。桜アイスや桜もちなどが味わえます。

御幸の芝 休憩所

 

上千本から中千本を見た様子。まだ、満開とはいかなかったので少しさみしい感じです。

上千本から中千本を見た様子

 

中千本から下千本へ

早めの昼食を終え、中千本から下千本へ。今度は下りなので楽勝です。通りに、お店がたくさんあって活気があります。下千本から中千本へ向かう人、中千本から下千本へ降りる人とで、ごった返してます。めっちゃ人が多いです。ベビーカーだと少し肩身が狭いです。

黒門付近

 

いつも立ち寄るのが、水本米穀店と林とうふ店です。水本米穀店では、焼きたてのみたらし団子が味わえます。お米の味が濃くて、少し焦げているところが香ばしくておいしいですよ。タレもあっさりめです。

水本米穀店のみたらし団子

 

林とうふ店では、うすあげと厚揚げを購入しました。息子がずっとアイスクリームが食べたいと言っていたので豆乳ソフトクリームを購入。写真撮るの忘れました(笑)。買い物をすると「おから」が無料でもらえます。

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豆乳ソフトは、めっちゃ豆乳感があって、さっぱりした味でした。ヘルシーな感じがしました。この後息子は、アイスクリームを堪能し大満足。目的も達成し、かなり歩いたので歩くのを拒否。残りの下り坂は、抱っことおんぶを繰り返しせがまれ、まるで修行でした(息子の体重16キロ)。

下千本から中千本方面

久しぶりに行った吉野山でしたが天気もよく、気候もよく過ごしやすい1日でした(ちょっと暑いくらい)。

おすすめのお土産

吉野と言えば、「葛(くず)」が有名です。くず湯に使われている「くず」です。くずが入ったお土産はたくさん売られており、試食や食べ歩きもできます。私が買ってよかったなぁって思うのは「くずきり(乾燥)」です。お鍋などに入れるくずきりです。

普段スーパーなどで買う「くずりき」は、鍋に入れて時間が経つと煮くずれしてしまうんですが、ここで買った「くずきり」は溶けてなくならないんですよ! これにはびっくりしました。お値段は少々高めですが、日持ちします。お正月ぐらいまで持ちますので、みんなで集まって鍋をするときに利用するといいかもです。

吉野山とは?

奈良県吉野郡吉野町にある吉野山。日本一の桜の名所としても有名です。下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ばれており、下から順に桜が咲いていきます。中千本、上千本が満開の時期に行くことができれば、圧巻の桜を堪能することができます。

2014年4月頃 中千本

2004年7月には、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に認定され、吉野山全体が含まれています。神社・仏閣も数多く存在し、歴史ある建物を巡ることもでき、外国人観光客にも人気です。

吉野山の地図

吉野山観光協会(https://www.yoshinoyama-sakura.jp/index.php)

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