12月になり、なにかと忙しくなってきたのに、クリスマスツリーなんかDIYしちゃいました。それも2日かけて・・・。時間の無駄遣いをして、なんてバカなんだって思います(笑)。
こちらのツリーは、先日イオンモール神戸南に行ったときに飾ってあった大きな大きなクリスマスツリーです。
ツリーの足元には小さな家々が置かれており、とても可愛かったので写真を撮りました。ツリーのタイトルは、「ノルディック クリスマス ひかりの運河とトムテたち」。トムテとは、北欧で伝わる子供ぐらいの大きさで、真っ赤な大きな帽子をかぶった妖精だそうです。
たしかに、このツリーにはトムテがたくさん飾られていて、とても賑やかでした。
まぁ、こんな立派なツリーなんぞはDIYで作れませんが、身近にある段ボールを使ってクリスマスツリーを作ってみました。
使った道具や材料
家にあったもの
段ボール、ボンド、カッター、折り紙、カッターマット、装飾用ワイヤー(針金)
買ったもの(セリアで購入)
・モール 2つ(フサフサ・キラキラしたやつね)
・PPテープ 2本(新聞紙を縛ったりするビニール紐(ひも)のひも状になっていないタイプ)
・赤いリボン 1ロール(2mありました)
完成のイメージ
完成イメージはこちらです。PCの場合、クリックするとイメージが大きくなります。
てっぺんの星やブーツの飾りは折り紙で作成。リボンもラッピング用の針金で、真ん中をキュって止めるだけの簡単なものです。
なんとなく、いい雰囲気に仕上がり、満足です。足元は、時間がなくて段ボールむき出しですが(笑)。
手順(ツリー本体)
デザインの検索
まずは、作りたいデザインをネットで検索しました。
で、見つけたのがこちらのサイト(北欧雑貨のお店)のクリスマスツリー!
段ボールを2枚合わせに
段ボール1枚じゃ、ちょっと弱いかなぁと思い、2枚重ねにすることに。できあがりサイズを考えながら、段ボールをボンドで貼って重ね合わせ、パネルを2枚作成。
段ボールに下書き
出来上がった段ボールパネルに、写真を見ながら下書き。先に三角形と中心線を書いてから、枝を書いていくとバランスよく描けますよ。
中心の切り込みの長さは、それぞれの長さを合わせると三角形の高さになるようにします。幅は、段ボールの厚みです。
今回、私が作ったツリーは、PPテープを巻きつけるため、段ボールの厚み+2mmにしました。あまり幅広になってしまうと、かみ合わなくなってしまうので注意が必要です。
段ボールを切り抜く
下書きが終わったら、段ボールを切り抜きます。
2枚重ねにしたおかげで、何度も同じ場所に刃を走らさないと切れないので、時間がかかりました。何度も切っているうちに、カッターの刃って、すぐに切れなくなり、力づくに・・・。そうなる前に、刃を折って新しい刃を出せば、スイスイと切れるようになります。
ケチらず新しい刃を使えば、力もいらないし、手も痛くなりません。
細かな枝のデザインを選んだため、ザクザクと切り進むことができず、かなり面倒くさくなりました。途中で何度もやめて、クリスマスツリー買いに行こうかと考えたぐらいです(笑)。
こういうシンプルなデザインを選ぶと、作業は楽になります。
PPテープを巻きつける
最初は、段ボールに緑の紙を貼っていこうかなぁって考えていたんですが、なんせ細かな枝を作ってしまったので諦めました。代わりにPPテープでグルグル巻にして仕上げること決定。
巻きつけることで、2枚合わせの段ボールの張り合わせがゆるくても、なんとかなります。
まず、上の枝から始めました。枝先から中心に向かって、ひたすらグルグルと巻きつけるだけです。表と裏を確認しながら、できるだけ、段ボールの茶色の部分が見えないように巻き付けていきました。
少しぐらい見えても、木のように見えるだけなので大丈夫です。それに、後から装飾で隠すことも出来ます。
枝が終わったら、中心部分(幹の部分)を巻いて終了。PPテープを巻いたことで断面が保護され、後々、手が当たった時に切れるということがなくなりました。
2枚を組み合わせる
2枚とも、PPテープを巻き終えたら、組み合わせます。これでツリー本体は完成です。
手順(装飾編)
手作りしたのは、てっぺんの立体的な星、長靴、リボン。時間があまりなかったのでこれだけです。
立体的な星の作り方
てっぺんの星は、15×15cmサイズを5枚使いました。サイズを変えれば、様々な大きさの星を作ることができますよ。
1.三角形になるように半分に折り、また広げます。
2.広げた折り紙にできた中心線に合わせて、折り紙を折っていきます。
3.次に、もう片方も折っていき、ひし形を作ります。
4.裏返して半分に折ります。
5.次は、下の画像の点線部分で折ります。
折って、裏返したときに、黄色の角の部分が、オレンジ色の部分と一直線になるイメージです。
6.画像の黄色の部分を持ち、左側に倒します。すると、自然に右側の三角部分が立ち上がり、広がってくるので、押さえます。
押さえると左右対称の形になります。
7.先程、押さえた部分を広げます。
内側の折れ曲がっている部分をつまんで、外へ引っ張り出します。反対側も同じように引っ張り出します。これで1つ完成です。
8.同じ作業を繰り返し、全部で5つ作ります。
9.下の画像のように、引っ張り出した部分にのりを付けます。
10.のりを付けない方の内側に、のり付けした部分を差し込み、順番に貼り付けていきます。
11.完成!
ツリートップに飾るためには、穴が必要です。私は、ハサミで穴を作り、ツリーのてっぺんに差し込みました。
長靴の作り方
長靴は折り紙1枚で作ることができます。
1.折り紙の端を少し折る。(靴の白い部分になります。)
2.外側が表になるように裏返し、半分に折り、また広げます。
3.先程つけた中心線に向かって、両サイドから折り紙を折ります。
4.さらに半分に折ります。
5.下の画像のように、L字になるように折って、折り目を付けます。(画像では開いている側が下です。)
6.内側を開き、折り目にそって折ると、家のような形になります。
7.家の形部分を半分に折ります。
8.折った部分を持ち上げ倒します。すると長靴の形になります。
9.角を三角に折り、折り目をつける
10.折り目をつけた部分を内側に折り込む
11.完成!
ツリーに飾る場合は、パンチやハサミなどで穴をあけ、紐などを通しましょう。
リボン
リボンを買わなくても、折り紙でも作ることができます。
作り方
適当な長さ切ったリボンを2本用意します。1つはリボンの中心と両端が重なるような形を作り、もう1つは半分に折り曲げます。
半分に折り曲げたリボンの上に、もう1つのリボンを重ね、中心をラッピング用のモールでキュキュキュっと縛ります。これで完成!
モールを長めに残しておけば、そのままツリーに巻きつけることができますよ。
以上でDIYクリスマスツリーの作業は終了です。
装飾は、子供が折り紙で作ったものを飾ってあげれば、すごく喜びますよ。
あとは、電飾があればなぁ・・・。