『THE THOR(ザ・トール)』にはデザイン着せ替え機能という素晴らしいサービスがあります。この機能を使えば、デモサイトのようなカッコイイデザインを、一瞬で自分のサイトに設定することができるのです。
しかし!
着せ替え機能を使って設定しただけでは、ただのデモサイトのままです。デザイン以外の項目を設定することで、自分のサイトとして公開することができます。
そこで、そこはちょっと放置したままじゃまずいよーっていう設定項目を抜き出しましたので、参考にしてみてください。着せ替えても、実はやることが多いんです。
今回は、デモサイト05についてお伝えします。(https://thor-demo05.fit-theme.com/)
デモサイト05は、1カラムのサイトデザイン。アーカイブ記事一覧もカードタイプの横3列。すっきりとした印象です。
このデザインを設定するうえで、用意すべき画像は以下のとおりです。(W×H)内はデモサイト05で使用されている画像サイズです。(とりあえず用意の画像です。各機能を利用する予定がなければ不要です。)
・メインビジュアル用YouTube動画
・メインビジュアルを読み込む間の静止画像(1280×640、.jpg)
・サイト背景画像(640×340、.jpg)
TOPページ(タイトル)
ここは重要!ですよね。自分のサイトタイトルですもん。放置できません!
デモサイト05では、トップページタイトルが「My WordPress Blog│THE THOR」と設定されています。放置するとこのまま表示されます。まずい、まずい・・・。
変更は、SEO設定 > TOPページ設定 > TOPページの<title>から行うことができます。
TOPページ(背景画像)
デモサイト05では背景画像が設定されています。
変更は、基本設定 > 基本スタイル設定 > 全体の背景画像を登録 で行います。
TOPページ(ヘッダー・メインビジュアル)
1.サイトロゴ
画像も一緒にインポートしている場合は、「THE THOR DEMO05」という画像が設定されています。
ロゴの変更は、基本設定 >サイトロゴの設定 >ロゴ画像の設定から行うことができます。
画像が用意できていない場合は、設定されている画像を削除すれば、テキストでサイト名が表示されます。
2. 3.注目キーワード(検索機能)
注目キーワードは、検索するキーワードを入力する枠下に表示されたり、検索パネル内やヘッダーボトムエリアなどに表示されます。デモサイト05では、「AMP」「SEO」「PWA」というキーワードが設定されています。
変更は、基本設定 > 検索機能設定 >注目キーワードを設定から行うことができます。
※非表示にしたい場合は、注目キーワード入力欄を空欄にすると表示されません。
2.注目ボタン(メニューパネル内)
メニューアイコンをクリックすると、メニューパネルが表示されます。そのパネル内に注目ボタン表示されるようにデモサイト05では設定されています。
この変更は、共通エリア設定 > ヘッダーエリア設定 > サブメニュー設定から行うことができます。
設定すべき項目は・・・
注目ボタンのテキストを入力
「DOWNLOAD」と設定されています。
ボタンのリンク先URLを入力
ザ・トール公式サイトのURLが設定されています。
※注目ボタンを表示したくない場合は、文字とURLを消すと表示されません。
4.メインビジュアル
デモサイト05では、魅力的な動画が設定されていますね。この動画には、YouTubeが使われています。変更は、TOPページ設定 > メインビジュアル設定 > YouTube背景動画の設定から行うことができます。
設定すべき項目は・・・
動画再生前に表示する画像を登録
画像もインポートした場合は、デモイメージが設定されています。
YouTube動画IDを入力
女性モデルのYouTube動画URLが設定されています。変更する場合は、動画URLがhttps://www.youtube.com/watch?v=***********の場合、「***********」部分だけを入力します。
タイトルを入力
「WP THEME THE THOR」と設定されています。
サブタイトルを入力
「by FIT-Web Create.」と設定されています。
※タイトルとサブタイトルを入力している場合、YouTube動画の上に表示されます。
5.メインビジュアル下注目エリア
メインビジュアル下注目エリアは、メインビジュアルを「表示」に設定している場合にのみ使うことができる機能です。設定は、TOPページ設定 > メインビジュアル下お知らせ設定から行うことができます。
設定すべき項目は・・・
キャッチコピーを入力
「国内トップクラスのブロガー/アフィリエイター向けWPテーマ」と設定されています。
ボタンのテキストとリンク先URL
「DOWNLOAD」のテキストとザ・トール公式サイトURLが設定されています。
TOPページ(メインエリア)
ピックアップ記事や、アーカイブ記事などが表示されるエリアです。
コントローラー
アーカイブページには、コントローラーという機能が装備されています。サイト訪問者がアーカイブのデザインや、記事の並び順などを変更することができます。
設定は、アーカイブ設定 > コントローラー設定から行うことができます。
設定すべき項目・・・
表示するカテゴリIDを入力
カテゴリID(2、3、4、5)が設定されてます。
TOPページ(フッターエリア)
コピーライト設定
『LION MEDIA』や『LION BLOG』でも、テーマの制作会社名やWordPressという表示を消すことができました。ザ・トールにも同じ機能が備わっています。(急ぐ必要ではないので、後回しでもOKです。)
設定は、共通エリア設定 > フッターエリア設定 > コピーライトの設定から行うことができます。
「非表示」にすれば消すことができます。
スマホ用固定フッター
スマホでサイトが表示されたときに、固定フッターが表示されるように設定されています。設定の変更は、共通エリア設定 > 固定フッターエリア設定[スマホ用]から行うことができます。
設定すべき項目・・・
項目2の設定
シェアボタンが表示されるように設定されていますが、各項目(Facebook、Twitter、Google+、はてぶ、Pocket、LINE、Linkedln、Pinterest)にはチェックが入っていません。表示したい項目にチェックを入れましょう。
項目4の設定
電話番号が表示されるように設定されています。「電話番号を入力」欄にもダミーの番号(03-0000-0000)が登録されています。
スマホ用固定フッターの表示が不要であれば、「スマホ用固定フッター表示するか選択」を非表示にしておきましょう。
不要な項目のみ表示しないのであれば、各項目の「表示する項目を選択」で自由選択リンクボタンを選び、リンクボタン欄を空欄にしておくと表示されません。
投稿ページ
シェアボタンの設定、フォローボタンの設定が必要です。
シェアボタンの表示設定
設定の変更は、投稿ページ設定 > シェアボタン設定 > シェアボタンの表示/非表示から行います。
デフォルトでは、Facebook、Twitter、Google+、はてぶにチェックが入っています。
フォローボタン設定
設定の変更は、投稿ページ設定 > フォローボタン設定 > フォローボタンの表示/非表示から行います。
不要な場合は「表示しない」に設定しましょう。
SNS設定
SNSフォローアイコンの表示設定をしていても、きちんと自分のURLを設定しておかないと意味がありませんよね。
Follow設定
URLの設定は、SNS設定 > Follow設定から行います。
設定できるSNSは、Facebook、Instagram、Twitter、Google+、YouTubeチャンネル、Linkedln、Pinterest、RSSです。項目ごとに、URLの入力欄とHeader・Footerの表示設定があります。
デフォルトでは、Facebook、Twitter、YouTubeチャンネルのURL欄にDemo-URLが設定されています。また、この3つとRSSの「Header、Footerでフォローアイコンを表示する」にチェックが入っています。
ここでいうHeader、Footerは、TOPページの表示を指しています。
PWA機能
デモサイト05では、PWA機能は無効になっています。ただ、アイコンしたテキストに「THE THOR05」と設定されていますので、気になる方は削除しておきましょう。
そもそもPWAってなぁに?
PWAとは「Progressive Web Apps」の略です。
モバイル向けのサイトを、スマートフォンのアプリのように使える仕組みのことです。PWAを実装することで、プッシュ通知やホーム画面へアイコンを追加したりすることができ、アプリのような機能をWebサイトに持たせることができるのです。
(参考サイト:SEO HACKS https://www.seohacks.net/basic/terms/pwa/)
アイコン下テキスト
設定は、PWA設定 > PWA機能設定から行います。
ホーム画面のアイコン下テキストを入力に「THE THOR05」と入力されています。
以上で、デモサイト05「とりあえずココだけ設定!」は終わりです。
着せ替えても、やることいろいろあるやん! でも、どこを触ればいいのかわからん!っていう状態になったので、記事にしてみました。
とりあえず、これさえ読めばサイトの公開まで持っていくことができます。公開さえできれば、サイトのテーマカラーや、各パーツのカラー設定、デザインの細かな設定などは、じっくりと考えながら行うことができるかと思います。みなさん、頑張ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。お疲れさまでした。